宿・旅館の選び方から過ごし方まで…


宿・旅館の上手な利用法
〜マナー編〜


1.チェックインの時間以降なら、何時に到着しても大丈夫?
宿への到着予定時間は、予約時に宿泊先に伝えておき、遅くとも夕食前(夜6時頃)までには到着するのがマナーです。宿泊日当日の夜になっても何の連絡もなく、到着しなかったときはキャンセルしたものとみなされてしまっても仕方ありません。予定より到着が遅れる場合は、早めの連絡が必要です。また、マイカーで出かけて渋滞にあった場合も、遅れると分かった時点で電話を入れ、今どこにいるか伝えましょう。
夕食の時間までに到着できないと、生ものなど、メニューの一部が提供されないこともあります。せっかく楽しみにいていた食事ですから、夕食の時間に間に合うように、余裕を持ったスケジュールで行動しましょう。

2.心付けは必要?どれくらい渡すもの?
特に旅館を利用する際、頭を悩ませるのが心付け(チップ)の問題です。でも、旅館もホテルと同様に、宿泊料金の中にサービス料が含まれているところがほとんどなので、心付けを渡さなければならないということはありません。しかし、小さな子供やお年寄りが一緒だったり、グループでの宿泊で迷惑を掛けてしまうことになる場合は、感謝の気持ちをこめて心付けを渡すのがいいかもしれません。

3.客室の備品は記念に持ち帰ってもいいの?
一般的に、個別にパックされているもの(=再利用できないもの)ならば持ち帰っても大丈夫です。例えば、ビニールに入ったタオル、歯ブラシ、石けん、シャワーキャップ、カミソリなど。しかし、バスタオルや浴衣、灰皿、グラスなどは、宿の備品なので持ち帰りは厳禁です。なかにはオリジナルのバスタオルや浴衣などのアメニティーを売店で販売している場合もあるので、フロントに確認してみましょう。

4.客室の備品を壊したり、汚したらどうすればいい??
自分達の跡に利用する人が気持ちよく過ごせるように、備品や設備は大切に扱い、使用したら元の場所に戻しましょう。寝たばこで畳や布団を焦がすことは言語道断です。マナー以前に、火災の原因となるので絶対にやめましょう。
やむを得ず、備品を壊したり、汚してしまったりした場合は、すぐにフロントに連絡しましょう。自分の落ち度は素直に謝ることが大切です。破損の状態によっては修理代を請求されることもあるので、くれぐれも注意しましょう。

5.大浴場や露天風呂で、タオルを浴槽に入れてもいいの?
近頃は家庭の風呂しか利用したことがない人が多いせいか、入浴マナーを守らない人が多いようです。皆が気持ちよく利用できるように最低限のマナーを心がけましょう
まず多く見られるのが、湯船にタオルをつける人。湯船に雑菌が入ってしまいます。かといって、真っ裸で浴室を歩き回るのも考えもの。湯船の前までタオルで前を隠して、湯船の外にタオルを置いて体だけ入るのがマナーといえます。ロングヘアーの人は、髪の毛が湯船につからないようにゴムなどで髪を束ねること。また、湯船に入る前に、かけ湯かシャワーで体の汚れを落としましょう。
浴室から出るときには、自分が使ったいすや桶、シャワーなどの備品類をきちんと元の場所に戻しておきましょう。

6.浴衣とスリッパで館内を歩き回ってもいいの?
ホテル以外の宿では、基本的には館内は浴衣とスリッパで歩き回っても問題ありません。ただし、一部高級旅館などでは、フロントやレストランなど、浴衣やスリッパではでは歩けないエリアが決められている場合があります。到着時に確認しておきましょう。

7.和食を食べるときのマナーは?
和食は箸に始まり、箸に終わるもの。何を食べようかと箸先をあちこちに動かしたり(迷い箸)、箸から箸へと食べ物を受け流したり(拾い箸)、箸で料理を突き刺したり(刺し箸)、箸先についた食べ物をなめて取ったり(ねぶり箸)…。気がつかないうちにやっていませんか? 日ごろから箸の使い方には気をつけておきましょう
また、こぼしたりすることのないように茶碗やお椀などは手に持って食べるようにしましょう。お造りのわさびはしょうゆに溶かさず、刺身の上に乗せてから食べます。また、和食・洋食に関わらず、焼き魚の片側を食べたら、裏返さずに背骨をはずして裏側を食べるのが正式なマナーです。

8.小さな子供やペット連れのとき、気をつけることは?
まず予約時に小さな子供連れでも大丈夫かどうか、確認が必要です。そして、子供が館内を駆け回ったり、騒いだりして他の宿泊客に迷惑を掛けたり、備品を壊さないように、目を離さずにしっかりとみていましょう。特に浴室で走り回ったりするととても危険です。絶対にやめさせましょう。万が一、子供が備品を壊したり、おねしょで布団を汚したりした場合は、すみやかに係りの人に連絡し、謝りましょう。
ペットについては、衛生上の理由でほとんどの宿が同伴を断っています。どうしてもペットと一緒に宿泊したい場合は、ペットを受け入れてくれる宿を探し、それぞれの宿のルールに従ってお世話になりましょう。

9.宿では24時間いつでも外出できるの?
門限は宿によって異なります。24時間いつでも出入り自由でも、夜中は自分でキーを管理する場合もあります。シティホテルは別として、常時フロントに人がいるわけではないので、外出前に確認しましょう。
また、シティホテルと違って少ないスタッフで切り盛りしているところが多いので、ホテル並みの臨機応変な対応ができないケースもあります。宿側の落ち度であればともかく、自分が無理を言っているにもかかわらず、対応が不十分だからといって文句を言うのは大人げありません。それから、電気もないような秘境の宿なのにテレビやエアコンがないと文句を言ったり、静かな環境が魅力の宿なのに、カラオケがないと文句を言うのは問題外です。宿泊する側も自分のTPOに合った宿を選ぶのが大切です。



温泉・旅館ホテル観光ガイド


お問い合わせ

(C)全国温泉・旅館観光ガイド〜湯ったり温泉〜