源泉掛け流しに関する疑問にお答えします!


温泉Q&A
源泉掛け流しなるほどコラム


1.そもそも源泉って何?
温泉法によると「@温度が25℃以上」または「A特定の物質を規定量以上含んだ」状態で、地中から湧出する温水・鉱水及び水蒸気その他ガスのこと、だそうです。@・Aのどちらかを満たせば温泉となります。

2.なぜ日本には温泉が多いの?
温泉とは地表に染み込んだ雨水や地中に取り込まれた海水が、長い時を経て地中で温められたりいろんな成分が溶け出したりして、地中から湧き出したものを言います。よって水を温めるエネルギー源や各種成分の源となる火山が多く、周囲を海で囲まれてた日本は温泉誕生に適した土壌なのです。

3.「源泉掛け流し」って何?
ろ過状態で湯を循環させる「循環式」に対し、源泉を泉源や貯湯槽などから直接浴槽に送り、湯を循環再利用しないのが「源泉掛け流し」なのです。なかでも加水も加温もされず源泉をそのままつかうのが「源泉掛け流し」と呼ばれます。「源泉掛け流し」には豊富な湧水量が必要となるのです。

4.温泉も「鮮度」が大事なの?
「泉質」とは地表から湧き出た直後の含有成分に基づいたものです。空気に触れると酸化して成分は劣化してしまうので、純粋にその温泉成分に触れたい人には源泉から直接湯をひいている掛け流しがお勧めです。

5.24時間入浴したいのに…
入浴者が増えれば増えるほど、掛け流しの浴槽にはアカや髪の毛などが溜まりがちです。宿が日常的な換水・清掃を行うのは良い湯を提供するためなので、入浴付加の時間が合っても納得するべきなのです。

6.浴槽の変色は源泉の証拠?
浴槽のふちや湯口の赤茶けた変色、床に広がる湯紋など、特に歴史ある温泉で多く見られるこの光景は温泉成分が付着した現象で掃除の有無とは無関係なのです。目で楽しめる源泉と言ってもいいでしょう。

7.「オーバーフロー」って何?
湯量に恵まれた、源泉掛け流しの浴槽は湯口から常に源泉が注がれている場合が多く、特に入浴した際にドドッと湯が溢れるオーバーフローは、掛け流しの醍醐味として楽しみにする人もいるほどです。ですが、オーバーフローを演出するために加水している場合もあります。

8.温泉宿はなぜ辺鄙な場所にあるの?
近頃では堀削で都会でも温泉が湧くようになりましたが、温泉の元祖は渓谷や湖畔などからの自然湧出です。そこに入浴者が訪れて宿が建ったという順序を考えると、人里離れた歴史ある温泉宿ほど天然の泉源に近いという法則も成り立つほどです。遠い場所にも意味があってのことなのですね。

9.「湧出量」「施設規模」「掛け流し」の関係とは?
温泉湧出量の少ない温泉地で大規模な宿8浴槽9を造るなら必然的に湯は循環式ということになります。また、湧出量がそれほど多くなくても小さな宿なら掛け流しが実現可能なのです。掛け流しの宿をお探しの人は、こうした湧出量と施設規模の関係と覚えておくと便利だと思います。

10.「湯守」って何?
温度や衛生など湯の状態を管理する責任者のことです。古くは江戸時代の湯治場でも湯守が活躍していました。近頃では「温泉コンシェルジュ」のいるホテルもあり、呼び方はこの限りではありませんが、湯守の精神が行き届いた宿は良い宿といえると思います。



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